2014年11月19日

夜やや欠け月利子さんの 御話しです。。三日月半月







今日は 少し 暖かでした。。

11月も 早 中旬を 過ぎましたね。。

今からが 寒さも 益々。。

今日の 温もりは 御空からの 恵みだと想い

其の幸せを 心から ありがたいと 想います。。



市松様。。

りこさんの 御話しです。。


昨日までの 御針が 一つの区切りを迎え

御見送りも済みまして 今日は 夕方まで 少し 御休みを 頂きました。。


ふと 気が付きますと 市松様の りこさんが

さかんに 御話しかけて参ります。。


「ねぇねぇ。。」



なんでしょね。。。と 御傍に行きますと

足が痛いの。。。と 訴えておりますようで

其れから りこさんの 足の 御手当てを することに 致しました。。。



銘なし。。。と 伺っておりました りこさんでしたが

御着物下の 古裂を そっと 取りましたら

同紙が 現れて

和紙に 書かれました 美しい墨文字と共に

「末廣」との文字が 記して在りました。。


CIMG7766ss.jpg



末廣。。。。

市松様の銘としましては 私は 初めて 目にします お名前で

その 紙の下には 昭和20年4月の 文字が。。


CIMG7764ss.jpg


そっと 取り外しました足には

当時の 雑誌を 硬く丸めましたものが 詰められておりまして

旧仮名遣いの 古い文字が 並び

自分が 存在しなかった時代を 感じ取れますようにと

アンテナを 伸ばしてみたり。。。。。



りこさんは 心底 安堵の 表情で

痛みが去ったのでしょうか。。。

幼い笑顔を 覗かせて 微笑んでくださいました。。


CIMG7767ss.jpg


縮緬の 古裂で 継ぎ直しました足は 少し長くなり

身長が 38センチくらいに。。。


御着物をまた 着て頂いて

今は 休んでいただいております。。





昭和の20年と 申します事は 昭和初期が ぎりぎりでしょうか。。

思いがけずに 触れました 素性に

「以前から 私は この子を 知っていた。。」との 想いが 濃くなって

私よりも ずいぶん お姉さんでした りこさんを

愛おしく 想います。。




お人形さんは 佳いものですね。。

慶びも 悲しさも いつも お人形さんと共に 過ごして参りました。。

手を放してしまいます 辛さをも 幾度も 重ねながら

出逢いと 別れも 同じものなのかも しれないと 想います。。




さぁさ そろそろ 始めましょ。。

今夜からは 新しい オーダーへ。。

以前 洋ドールの ミッシェルさんを申します子の

御洋服を 御仕立ていたしました事が ございましたが

その子の 御帽子から 取り掛かります。。



夜に 助けてもらい

人様の 温情に 縋り

やっと 成り立ちます私です。。



皆々様に 一方ならぬ 感謝を こめて。。。





∞∞∞∞∞∞ 20世紀の名言より ∞∞∞∞∞∞




   今日の成功者は明日の成功者ではない。

   人と接する時は謙虚さを失ってはならない。




                      ─ 木下 長志 ─
                       (木下工務店創業者)


礼節を 忘れずに。。

家族でも 親しい友人でも 同じです。。







明日も 頑張りましょうね。。。










                夜
 

ニックネーム モコ at 21:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする